バーチャル展示会とは?メリット・デメリット、特徴を解説

多くのバイヤーが集い、新製品やサービスにスポットライトが当たる展示会。しかし、2022年に入り、世界的な展示会も続々と中止に追い込まれています。不特定多数の人が一挙に集まるという特性上、三密の回避が難しいのも事実です。そんな中で注目されているのが、「バーチャル展示会」です。

本コラムでは、バーチャル展示会とは何なのか、そのメリット・デメリットを具体例とともに解説していきます。バーチャル展示会は、単にリアル展示会の代替となるだけでなく、新しい可能性も広げてくれるはずです!

そもそもVRやバーチャルや3Dの違いとは?

VR、バーチャル、3Dなどなど、多くのサービスが乱立してきたこともあり、「それぞれの違いは何なの?」という点で、立ち止まってしまう方も少なくありません。ここでは、簡単にそれぞれの特徴やメリットを見てみましょう。

VR:現実のような仮想空間を演出

“Virtual Reality(バーチャル・リアリティ)の略であるVR。一般的にはヘッドセットを使用し、没入感ある空間を体験できるのが特徴です。ベースとなる世界は完全に仮想のものであり、人間がヘッドセットを使うことでその世界に飛び込むというイメージです。現在では、オキュラスなど高性能なヘッドセットが市販されていることから、手軽にVRを楽しめるようになりました。

バーチャル:手持ちのデバイスから即座にコンテンツへ

VRのようにヘッドセットなどの装具を必要とせず、スマホやPCから手軽にバーチャル空間に入り込むことができるのが、バーチャルコンテンツの魅力。バーチャル空間では自らのアバター(バーチャル空間内で自由に動かすことができる分身)を動かすことができます。展示会のほか、ライブから株主総会までジャンルに限らずバーチャルコンテンツ化できるため、今後も導入する企業が増えていくと考えられます。

いずれにしても3Dで制作された空間内にさまざまなコンテンツを用意することで、新感覚の体験をユーザーに提供することができるでしょう。

今需要が増えているのがバーチャル展示会イベント?

冒頭でも触れた通り、ウイルスなどの感染リスクを0%に抑えることが不可能な今、バーチャルで展示会を開催し、ユーザーやバイヤーにリーチすることは非常に重要です。自宅のソファからでも新製品を見られるバーチャル展示会であれば、参加できる層も広がります。

実際の展示会のように、3Dブースをバーチャル展示会に「出展」することで、オンライン上で訪れた顧客に対し、製品・サービスの紹介や実際の販売を行うことも可能です。

もちろん、バーチャル展示会で取り扱うことができる製品やサービスはさまざまです。建設や製造関連、ロジスティクスなど、幅広い分野ですでにバーチャル展示会が開催されています。

それでは、バーチャル展示会の具体的なメリットを7つに分けて見てみましょう。

バーチャル展示会のメリット

時間や場所、人数の制限がない

最大のメリットは、場所と時間の制限がなくなることと、来場者の受け入れ数に限度がないという点。

来場者は自分の予定に合わせ、早朝でも深夜でもバーチャル展示会に出展された製品やサービスを吟味できます。会場の広さという制約がないため、より多くの人に自社のことを知ってもらえるのは大きな機会創出に繋がります。

人的にコスト大幅ダウン

会場受付や駐車場の交通整備など、実際の展示会開催には多くの人的コストが伴います。この点もバーチャル展示会であれば、大幅に削減できます。

密を防ぐ事ができるので、感染症予防対策につながる

なんといっても、多くの出展者や来場者が懸念しているのは三密。屋内で行われる展示会の場合、来場者の受入制限なども必要になってしまいます。オンラインの開催であれば、クラスターなどの感染リスクとは無縁です。

大型施設をレンタルする必要がなくなる[コスト大幅ダウン]

展示会の開催となると、大型施設のブッキングをする必要があります。連日開催となればさらにコストがかさむため、その分を加味した出店料設定を余儀なくされます。開催コストという高いハードルが下がるため、スタートアップやニッチな商材を取り扱う業者にとってバーチャル展示会は強い味方になるはずです。

出店者の出店料も下げられて、出店数が増える可能性あり

展示会で自社をアピールしたい企業にとって、出展料は悩みの種。しかし、運営コストを格段に下げられるバーチャル展示会を行うことで、リーズナブルな出店料でより多くの出展者を募ることもできるでしょう。

リアルイベントでは、表現しにくいデジタルな部分や事例など表現しやすい

製品内部や、製造プロセス、サービス提供の具体的な様子など、実はリアル展示会では説明が難しい要素が数多くあります。

バーチャル展示会ではあらかじめ用意しておいた映像や画像などリッチコンテンツを駆使して説明することで、顧客の疑問は解消されやすく、製品の魅力も伝わりやすくなります。

初年度展示会を構築すれば、2年目以降は大幅コストダウンできる可能性あり

リアルな展示会では、当然ながら毎年開催をするたびにコストが発生します。内容にもよりますが、展示会であれば一度バーチャル空間を構築することで、翌年開催時のコストが格段に抑えられるケースがあります。

バーチャル展示会のデメリット

一方で、バーチャル展示会を開催する上で考えておかなければならない点もあります。

展示会の来場者と出店者の質疑応答がしづらい。

展示会に来た顧客と出展者とのコミュニケーションがとりづらくなる可能性があります。しかし、出展する側もオンラインで参加し、リアルタイムでチャット返信や電話対応を行うことで、商談はスムーズになるでしょう。

実際に見ないとイメージが湧かない商品などは伝わりづらいリスクも

商材によっては、感触や味覚などが決め手になるものも多く、やはりバーチャル空間で魅力の全てを伝えきることはできません。そのため、バーチャル空間の中でも魅力が伝わるような演出が必要です。

大規模・中小規模の展示会イベントでも利用されるバーチャル展示会

2年目以降はさらにお得になることも!

すでに多くの企業が導入を始めるバーチャル展示会。準備期間や会場設営にかけるコストが大幅に削減できるため、ぜひ検討したい手段です。初期費用を投じるだけで翌年以降、会場はすでにオンラインにある状態になるというのは、費用対効果の面でも大きなメリットがあります。

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